仕上がりを左右する3ステップ
前処理の目的
薬剤の路づくり:3種類のPPTで髪のボイドを埋める
キューティクルの保護:高分子疎水性ケラチンを利用
高分子ケラチン(疎水型)を前処理した髪は未処理毛に比べ、キューティクルが保護されている
前処理をしないでカラーやパーマをするとキューティクルが立ち上がってしまい、傷みやすい状態になります。
また、中間処理で
髪質改善:ケラチンやコラーゲン、シルクPPTを導入してボイドを埋める
CMCの補修
キューティクルの保護:接着CMCの塗布、酸リンスの使用
後処理で、
髪のpHを等電点pH5前後にする。
余分な過水除去で色の褪色を防止する
キューティクル補給をする
これらの行程がなければ、お客様、施術する美容師が満足のいく仕上がりになったと言い切れないんじゃないかなぁ
と思います。
残留過酸化水素を除去しないと褪色が早まる!?
ちょっと思い出してください。
約23年前、私が中学生のころ、不良の子達は髪にオキシドールをつけ髪色を明るくするなんていうこともありました。
クレアヘアーメイクではカラー施術・ストレートパーマ(縮毛矯正)施術後は、ヘマチンで残留過酸化水素の除去を行っています
これは髪に残った過酸化水素を取り除かないと、カラー後にオキシドール(3%過酸化水素水)をつけているようなものですから、
残留過水が毛髪のメラニンを削り続けてせっかく私たちがお客様に似合わせて配合し染めた髪色がどんどん明るくなって似合わなくなってしまいます。
もちろん、シャンプーで良く洗って取り除きますが、過酸化水素は通常のシャンプーでは除けないのです。
残留過酸化水素をしっかり除去しないと薄毛の原因にもなる!?
でも、残留過水の危険性はそれだけではありません
過酸化水素はそれぐらいケラチンと結合の相性が良いために、髪だけでなく、頭皮にも付着してなかなか離れません。
そして、残留過水は皮脂を酸化して嫌な頭皮のニオイを出します。
カラー後に頭皮が臭うというのは過水が髪のみならず頭皮にまで残っているという証拠です。
また、酸化された皮脂が臭うのは、
過酸化脂質という毒性の高い腐敗した皮脂になったという意味ですから、
その過酸化脂質が毛穴からさらに毛乳頭付近まで届くぐらい放置した場合は、
じわじわと毛母細胞を弱めていき、薄毛の原因にもなります。
もし、みなさんの周りに「カラーをしはじめたら、髪の毛が薄くなった気がする」という人がいたら、「ちゃんとしたプロのカラーリングをしてもらいなさい!」と注意してあげてください!
美容室でヘアカラーを染めるということは?
プロのカラーリングの「終了」とは、「ただ色を入れればいい」だけではなく、アルカリ、過酸化水素、未反応の染料中間体などもともと髪にない余分な汚れをキレイに取り除くところまで手当てすることです。
パーマもカラーも化学反応です。カラーだけでなく、ストレートパーマの後も残留する過酸化水素やアルカリを除去していきます。
確かにヘアカラーは自宅で自分でできるような時代になりましたが、髪のプロが行うカラーリングがホームカラーのように余分な汚れを取り除かずにお客様を帰してしまうのは困ったことです。
美容室選びで大切なことは
「ヘアカラーが染まれば良い。」「パーマがあたれば良い。」「ストレートをあててクセが伸びれば良い。」
ただそれだけで、安易に低価格美容室に通い続けるのは辞めた方が良いと私は思います。
先日弊店にヘアセットでご来店のお客様で、前日に安い美容室でヘアカラーをした方がいらっしゃいましたが、髪、頭皮ともにコンディションは最悪でした。仕上がりも。何もこのブログで悪口を言いたい訳ではございません。
少しでも多くのお客様に知って頂きたいのです。
髪がダメージしてからでは、薄毛になってからでは困ります。
最後に決めるのはお客様自身です。
髪の事、頭皮のことをちゃんと考えていきたいですね
施術後の、残留物の除去!ここまでやって初めて美容師によるサロンで出来る施術は終了したといえるはずです。